アジアの風だより 第34話 |
プーケット パトン・ビーチ
プーケットでもっとも大きなビーチがパトンです。もっとも最初に観光開発されたビーチだけあってホテルもレストランもマッサージ店もこの島随一の多さ。時間をもてあますことは、まずありません。
ただし、タイ──いや世界有数の観光リゾート地なので、ホテルはいつも満室気味。11月ごろから3月あたりまで続くピークシーズンは欧米からの観光客が大挙して押しかけるので、希望のホテルがなかなか取れないことがあります。出発の予定が決まったなら、季節にかかわらずなるべく早くホテルを予約しておくのが正解でしょう。
広大なビーチは白くまぶしく輝いています。しかし、業者がビーチチェアをぎっしりととならべているので窮屈な感じがします。ものすごい数ですが、それでもピークシーズンは足りないくらいの観光客で埋まります。そのほとんどはヨーロッパの白人系旅行者で、日本人は余り見あたりません。
数年前に発生した津波以降、プーケットを敬遠する日本人観光客は少なからず多いようです。しかし、皆さん心配ありませんよ!現地には陰気な空気はありません。それどころか、かつてとなにもかわりない明るさと楽しさがあります。プーケットは完全に元気を取り戻した──営業的な言葉ではなく、実際に行った人間の印象として、そう書いておきましょう。
パトンは夜もにぎやかです。バーが並ぶバングラー通りはもちろん、ビーチの裏手にあたる通りにジャンクセイロンなる巨大な総合ショッピング&レストランコンプレックスが完成し、多くの人を惹きつけています。
のんびりするよりダイナミックにシーサイドの雰囲気を楽しみたい……と考えているなら、プーケットのパトン・ビーチはおすすめの場所です。
「パトン・ビーチ」
● 県名 プーケット
● 行き方:バンコクやサムイ島から空路で直行。ただし、バンコクは利用する航空会社によって出発地がスワンナプーム国際空港だったりドンムアン空港だったりするので間違えないように。パトン・ビーチまでは空港から車で約1時間の距離。
*バンコク-プーケット間の航空券は こちら からご予約できます。
*プーケットツアーは こちら からご予約できます。