アジアの風だより 第56話 |
タイの海でシュノーケリングを楽しむ
タイ南部の海は透明度の高さが目を惹きます。プーケットやサムイといった大型リゾートホテルが林立する観光の島でも、船で1時間も沖に出れば、驚くほど透き通った青い海を目にすることができます。
そこまで行ったら目にするだけではもったいない! 水着に着替え、すぐに海に飛び込んでみましょう。もちろん、泳ぐだけなんてさらにもったいない話です。飛び込む前にシュノーケリングの装備を身に着けて、海の底を探る準備を忘れずに。
装備といってもシュノーケリングです。スクーバダイビングと違って酸素ボンベもライセンスもいりません。必要なのは水中メガネシュノーケルだけ。しかも、これらは島巡りのツアーに参加すれば無料で貸してもらえます。
あまりの透明度の高さに最初はちょっと腰が引けますが、すぐに慣れます。そうなったらあとは存分に水中散策を楽しんでください。
タイは熱帯の国ですから、海の中にいるのは熱帯魚です。しばらく泳いでいるうちに、まるで水族館にいるような錯覚にとらわれることでしょう。熱帯の魚たちは人間を恐がりません。水中では追いつけないことを知っているので、とてものんびりしています。魚によっては堂々と近づいてきたり、こちらの顔をのぞき込んだりします。彼らと一緒になって泳ぎを楽しんでみてください。
ただし、季節によっては海流が速いことがあります。夢中になって遠くに流されないよう船の位置には充分に気をつけ、あまり離れないことが肝心です。ライフジャケットは忘れずに着用しておきましょう。
また、海上は日差しが強く、ものすごく日焼けしますので、日焼け止めのクリームは忘れずに。それでも心配ならラッシュガードのような水の抵抗の少ない衣類を着ておきましょう。
●国名: タイランド
●県名: タイ南部の海に面した町や島
- 行き方 -
シュノーケリングを楽しみたいならスラー・ターニーやプーケットより南の県を目指しましょう。お問い合わせは弊社まで。