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昼も夜も楽しめる観光リゾート地
パタヤー

パタヤーは昔からタイを代表するビーチリゾートとして有名でしたが、あまりにも粗雑に開発が進んで騒々しくなりすぎたため、一時は客足が遠のきました。しかし近年、中華系、中東系、ロシア系の旅行者の間で注目が集まり、観光客もどっと増え、以前を越える活況を取りもどしています。

高速道路の整備が進み、バンコクから気軽に行けるようになったことも幸いしました。いまでは都内の東に延びるバンナーの高速道路やスワンナプーム空港の北側を走るモーターウェイを使えば車で片道２時間もかからなくなっています。「ちょっと海を見に行くか」「派手に遊ぼうか」と思ったらすぐに行けるのが、パタヤーなのです。

観光客は昼も夜も通して時間を惜しむように遊びますが、バンコクからもっとも近くにあるその手のリゾート地がパタヤーです。 朝はまず、潮風を味わいながらビーチロードを散歩しましょう。波打ち際にはモーターボードがずらりと並んでいます。これは魚釣り用だったり、沖合にあるラーン島に向かうもの。利用はその場で料金交渉をし、乗り込みます。美しい海を堪能するつもりがあるなら、これに乗って島に渡りましょう。

のんびりするなら、そのままビーチチェアに寝そべりましょう。パラソルとともに並べられているビーチチェアはレンタルされていて、そこでは飲みものや食事もすることができます。なんの予定もないならここでごろごろするのが極楽です。 陽が傾いたら南の桟橋まで歩いてみましょう。そのすぐ上には小山があり、頂上には展望台と寺院があって、パタヤーを一望することができます。

夜になったらお楽しみはウォーキングストリートとその一帯に集まっています。そこでなにが楽しめるかは言うだけ野暮。実際に行って見て南国の夜を堪能してください。

●国名：タイランド
●県名：パタヤー
- 行き方 -
バンコクからなら都内の北のモーチット・バスターミナルと東のエカマイ・バスターミナルから直通バスが往復している。所要時間はどちらも片道２時間ほど。鉄路もあるが、バンコクと１日に１往復するのみで、所要時間も４時間以上かかって不便。