アジアの風だより 第29話 |
海と山に囲まれた街 ホアヒン
タイ南部の入口にあるホアヒンは、バンコクから数時間で行ける手軽なビーチリゾートとして有名です。
バンコクに近いビーチでは東のパタヤが有名ですが、ナイトライフやボートクルーズといった派手なレジャーが中心になって開発されているパタヤとは違い、ホアヒンはずいぶん落ち着いた感じがします。
これは、ホアヒンがタイ王室の避暑地になっていたことが理由にあるのでしょう。いまでも王室の別荘がありますし、周辺にはたくさんの宮殿があります。
ただし、ホアヒンはプーケットやサムイ島などと違って外海に面していないため、海の水はそれほどきれいではないようです。日本の海とは比べものにならない透明度ですが、かなりの遠浅で、水中メガネをつけて潜っても、見えるのはどこま行っても砂ばかり。手頃なダイビングやシュノーケリング・クルーズも、このあたりにはないようです。
かわって楽しい娯楽は乗馬です。ホアヒンはなぜか乗馬の名所で、ビーチで乗り回すことができます。乗馬というより散歩のようなものですが、これが意外と気持ちいいもの。ガイド付きで1回数百バーツで乗れますから、旅の思い出にひと乗りしてみるのはいかがでしょうか。
「ホアヒン」
● 県名 プラチュアプ・キーリカン
● 行き方:バンコクの南バスターミナルからバスが出ている。所要時間は3~4時間。ホアランポーン駅から鉄道で行くこともできる。こちらの所要時間は4~5時間。
*ホアヒンまでの送迎は こちら からご予約できます。
*ホアヒンのホテルは こちら からご予約できます。
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