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HOMEコラムアジアの風だより第185話 新型コロナウイルス関連情報(2021年3月)

アジアの風だより 第185話

新型コロナウイルス関連情報
(2021年3月)

さて、今月も新型コロナウイルスCOVID-19の話題ですが、2021年に入っていろいろと進展がありました。

まずは期待のワクチンですが、先月の24日(2月24日)にシノバック・バイオテック社製の新型コロナウイルスワクチン20万回分が北京からタイに空輸されました。タイは中国から合計で200万回分のワクチンを輸入する予定になっており、すでに予算も認められています。到着したのは全体のまだ1/10ですが、現物が本当に届いた時点で一歩踏み出した感がありますね。

アストラゼネカ社製ワクチンの本格的な到着は6月以降になりますが、同社製だけで2600万回分が用意されるとのこと。このうち約12万回分は到着しています。

ワクチンそのものは、すべて含めて合計6300万回分を確保する予定になっています。COVID-19のワクチンは二度の接種が求められるため、人数にすれば3150万人、つまりタイの国民の半数が接種できる計算になります。

現在、タイは外国人の入国を規制しており、以前のように簡単に入ることはできません。難関は入国後の検疫隔離で、指定されたホテルでの14日間の隔離生活が強制されます。いま検討されているのは「ワクチンパスポート」で、これはワクチン予防接種を受けていれば隔離を免除しようというもの。今後国内外でのワクチン接種が進めば導入されるでしょう。

タイへ飛ぶ航空機の便数も着実に増えています。日本航空、全日空、タイ国際航空はもちろんですが、LCC各社もフライトを再開しました。ワクチンの普及による規制が緩和されれば本数はさらに増えるはずです。

昨年は暗い話題ばかりが目立ちましたが、2021年の今年は希望の持てる年になりそうです。

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●国名:タイ
COVID-19のワクチンはタイ国民・外国人を問わずタイ国内で接種できるようになるという発表ですが、詳細はまだわかっていません。

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