バンコク発航空券、パッケージツアー、ホテル、サービスアパート、ゴルフ、空港送迎。旅行会社 シンダイ

航空券タイ国内ツアー海外ツアータイ国内ホテルゴルフ運転手付レンタカー各種クーポン

HOMEコラムアジアの風だより第162話 2019年も4月はソンクラーン

アジアの風だより 第162話

2019年も4月はソンクラーン

世界中から注目を集めたタイ王国の総選挙も無事に終了しました。結果は5月にならないと確定しませんが、タイの世の中自体はそれほど大きく変わらないと予想されています。また現実に大きな変化もまだありません。あるとしてもそれらは5月の国王戴冠式が終わり、選挙結果が発表になってからになるでしょう。

それよりタイの4月はソンクラーンです。すでにご存じかもしれませんが、ソンクラーンはタイの正月(元旦)にあたります。日本や世界一般には1月1日から新しい年に入りますが、タイではここからが新年になります。

ちなみにタイは西暦ではなく仏歴で年号を表記します。これは日本人が元号を使うようなもので、タイの公文書では仏歴が必ず使用されます。2019年の今年は仏歴では2562年になります。西暦に543を足せば仏歴になるので換算は難しくありません。

ソンクラーンは正月なので、やはりめでたくお祝いします。タイでは誰彼となく水をかけあってこれを祝うため「水かけ祭」とも呼ばれていますが、本来はこのような行事ではありませんでした。しかしいまではタイの観光局が「水かけ」をアピールし、「水かけ祭」として世界的に積極宣伝しています。

ソンクラーンは新暦/旧暦に関係なく4月13日がその日となります。そこから3日間が三が日の祝日になりますが、2019年の今年は13日が土曜に当たっているので16日(火)が代休になります。このため今年は13日から16日までがソンクラーンによる4連休となります。

今年の4月は6日から8日がチャクリー王朝記念日を含む3連休になります。3連休の翌週が新年の4連休と連休が連続するためタイ人は財布の紐も気持ちもすっかり緩んでしまいます。今月は雨季前の暑さもあり、どうにも集中力が高まらない月と言えるでしょう。

2019年も4月はソンクラーン イメージ2 2019年も4月はソンクラーン イメージ2
2019年も4月はソンクラーン イメージ3 2019年も4月はソンクラーン イメージ4

●国名:タイ
●備考:
ソンクラーンはタイ国内の全域で祝われる。またタイの近隣国で仏教国のラオス、カンボジア、ミャンマーでも同様に新年として祝われる。

タイ鉄道散歩 改訂版 (列車に乗ってタイ全土を自由に"散歩"しよう)

タイ国内の鉄道網を完全紹介した「タイ鉄道散歩」が再取材でリニューアル!2016年に導入された待望の新型寝台特急についても詳しく紹介。列車に乗ってタイを自由に旅しよう!
イカロス出版より全国の書店で好評発売中!