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HOMEコラムアジアの風だより第127話 2016 日泰ゴールデンウイーク

アジアの風だより 第127話

2016 日泰ゴールデンウイーク

4月の終わりから5月にかけて、日本はゴールデンウイーク突入しますが、タイでも同じように、ちょうどこの時期に長い休みがあります。

タイの場合、2016年の今年は5月1日(日)がレーバーデイで祝日です。それを受けて2日の月曜が代休となり、4月30日(土)~5月2日(月)が3連休になります。

その翌週、5月5日(木)は、日本では子供の日ですがタイでは現国王の戴冠記念日として祝日になります。今年は翌6日(金)が特別に休日に指定され、5月5日(木)~5月8日(日)までの4連休となりました。これで3連休と4連休が2週連続するわけですが、このダブル連休の2週間前にソンクラーンの5連休がありましたので、約1ヶ月の間に連休が3度あることになります。こうなるとゴールデンウイークというよりゴールデンマンス=黄金月間と呼ぶのがふさわしいかもしれません。

この黄金月間中の週末、タイ国内の観光地はタイ人で非常に混みます。最近は海外旅行も珍しくなくなりましたので、国際線も混みます。日本のゴールデンウイークと重なっているので日本往復便にも空席はほぼ見つかりません。4月から5月にかけて、日本国内の空港や航空機内にタイ人の姿が目立つのは、こうした理由があるからです。

活気が生まれてよいことですが、問題もあります。日本と同じでタイの人々も連休には里帰りしたり旅行に出かけたりしますが、それが続くと当然のように金欠になります。

4月から5月にかけての黄金月間が終わるとタイ人の間に倦怠的な空気が重くのしかかりますが、それは遊び疲れだけでありません。財布の疲弊具合も相当に激しく、遊行費や食費が着実に減らされます。ちょうど5月はタイの新入学シーズンにもあたり、家庭の出費はなにかと増えます。金の貸し借り話が増えたり金銭目当ての犯罪が増える時期でもありますので用心が必要です。

日本でいうところの5月病のようなもので、この倦怠感と金欠病は毎年同じように流行します。4月から5月にかけてのこの時期、タイ人に気合いの入った仕事を依頼するのは難しいと考えたほうがいいでしょう。

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●国名: タイ
●都市名: タイ全土

バンコク在住著者の藤井伸二が、個人的に「ここはおいしい」という食事処を紹介。ガイドブックにも載っている有名なレストランから入るのがためらわれる路地裏のローカル屋台風食堂まで。
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