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アジアの風だより 第124話

2月の行事

2月になりました。今月のタイでのいちばんの行事は毎年このあたりにやってくる旧正月です。タイでは「中国正月(トゥルッ・チーン)」と呼ばれているように、主に中国で祝われる旧暦での元旦で、2016年の今年は2月8日(月)がその日にあたります。

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古い中国の文化が根強く残っているベトナムでは、旧正月は西暦の正月よりも派手に長く祝われます。ベトナムのそれはテトと呼ばれていますが、この期間中は政治経済すべての活動が止まってしまいます。今年は2月6日(土)から14日(日)までの9日間がテト休暇となり、この間のベトナム国内はほぼ冬眠と言っていい状態となります。

タイでも祝賀行事は行われますが、祝日にされておらず、個人商店を除いては休暇も取りません。飲食店などは以前は休むところが目立ちましたが、最近は中国・台湾・ベトナムから大挙してやってくる旅行者目当てに店を開け、ガッチリとお年玉を稼ぐ流れに傾いています。

この旧正月が過ぎると、続いては14日のバレンタイン・デーとなります。日本では女性から男性に告白する日になっていますが、タイではそんな区別はなく、とりあえず恋人同士で楽しむロマンティックな日として受け止められています。この日を含む週末の土日、雰囲気のいいレストランやパブの席は若いカップルで埋めつくされることでしょう。

その次は22日(月)の万仏節です。タイで「マーカブーチャー」と呼ばれているこの日は重要な仏教日にあたり、仏教国らしくタイの祝日に指定されています。また聖なる日にちなんでタイ国内は酒類の販売が終日禁止となります。雑貨屋でもコンビニでも買えませんし、レストランでも販売されません。ナイトクラブなどのエンターテインメント施設もこの日は基本的に店を閉めます。夜の街に繰り出しても、あるはずのネオンがすっかり消えていて、きっと驚くことでしょう。

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●国名: タイ
●都市名: タイ全土
*旧正月は華僑の多い東南アジアのほぼ全域で祝われるが、
 祝日にされているとは限らない。

バンコク在住著者の藤井伸二が、個人的に「ここはおいしい」という食事処を紹介。ガイドブックにも載っている有名なレストランから入るのがためらわれる路地裏のローカル屋台風食堂まで。
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