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旅行会社こぼれ話 第15話

査証(VISA:ビザ)は必要?

海外へ旅行あるいは仕事で行かれる場合、まず気をつけなければいけないのが、査証が必要な国なのかどうか。日本国旅券を所持していれば、それだけで入国できる国と、必ず査証を取得しないと入国できない国とがあります。タイは、ご存知の通り、30日以内の短期滞在でしたら日本人は無査証でも入国できます。

査証が必要な国といえば、近隣でいえば、ベトナム・カンボジア・ミャンマー・インド・中国…・。但し、査証は、入国許可書ではなく、最終の入国許可決定権はその国の入国審査官にあるので、査証を所持していても、その国の法規などにより入国を拒否される場合もあります。

また、査証が不要な国、例えばシンガポール・インドネシア・マレーシアの場合は、短期滞在の場合、査証が必要ではないといっても無査証滞在用件というものがありますので、注意が必要です。

例えばシンガポール。2週間以内の短期滞在は査証不要ですが、出国の為の航空券が必要なのはもちろん、旅券の残存有効期間が入国時6ヶ月以上必要になっています。この、残存有効期間を忘れてはいけません。無査証のでも、ほとんどの国は残存有効期間が3ヶ月以上あるいは6ヶ月以上必要となっております。ちなみにシンガポールの場合、妊婦の入国はビザが必要です。ご注意ください。

タイからよくリゾートで行くことの多いバリ島も、60日以内の観光目的短期滞在でしたら査証は不要ですが、往復航空券を持っていること、旅券の有効期間は入国時に6ヶ月以上あることが条件になっております。

海外旅行のお申し込みをされる前にスタッフのものにお確かめ下さい。

また、無査証滞在の諸条件は、流動的です。必ず事前にお確かめ下さい。

Written by 旅行代理店勤務A子