| アジアの風だより 第249話 |
パスポートの有効期限を確認しよう
いよいよ夏の海外旅行シーズンになりました。歴史的というか約40年ぶりの円安で今年は手控えた方も多いようですが、それでも航空券の購入状況はまずまずのようです。
あまり遠いところは目指さず、とりあえず近場で……ということでタイやベトナムは今年も強い人気を得ています。円安にもめげず旅行すると決めた方もおられるでしょうが、出発の前に確認しておきたいことがあります。その第一で最も重要なのが「パスポートの有効期限」です。
タイに入国するにあたっては、パスポートの残存有効期間が6か月以上必要です。東南アジア諸国はどこも同じで、ベトナム、マレーシア、シンガポールも同様です。韓国は3ヶ月以上、香港は香港の出国予定日+1ヶ月以上の残存有効期間がないと入国できません。この条件がかなりの問題となります。パスポートそのものの有効期限は5年または10年ですが、長すぎていつ失効するか忘れてしまうのですね。
ビザが必要な国であれば、申請の際に不備が見つかります。しかし、アジアでは日本人に対してビザなし入国を認めている国が多く、気づく機会がありません。発覚するのは空港でチェックインするときで、このとき航空会社のスタッフに指摘されて初めて気づきます。
入国不可の乗客を飛行機に乗せた責任は航空会社が取らされますので、チェックは厳格です。無理を押して搭乗することも許されません。そうやってタイ旅行が水の泡になってしまった知人を私は何人か知っています。1人のパスポートに不備があったため、せっかくの家族旅行が中止になってしまった不幸も目の当たりにしました。そうならないためにも、現地での旅行計画を立てる前に、まずはパスポートの有効期限をチェックしましょう。
折しも2026年7月1日からパスポートの申請手数料が最大で7,000円引き下げられました。この機を待っていた国民が多かったのか、引き下げられた当日から新規申請者数が爆増しているそうです。おかげで通常なら申請から2週間程度で新しいパスポートが受領できるはすが、1ヶ月近くかかる気配もあるのだとか。
このコラムに目を通したら、この夏に海外に出る出ないにかかわらず、手持ちのパスポートをチェックしてください。有効期限が1年を切っていたら、切り替えの準備をするか、防備用のメモをどこかに貼りつけておきましょう。
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