| アジアの風だより 第１６話 |
ホー・チ・ミン・シティ ベトナム
いまベトナムのホー・チ・ミン・シティに来ています。タイと同じで暑い！そして雨も降っています。
ベトナムの雨はスコール的に強く降る、と以前この欄で書きましたが、降るときは本当に強く降ります。道路はあっと言う間に川になり、あらゆる汚れを押し流します。
ここでもタイと違うところがあって、ベトナムの水はけはタイよりはるかによいのです。タイ、特にバンコクの場合、水がつくとなかなか引きませんが、ベトナムの場合は雨がやむと、それまで水びたしだったのがまったくの嘘のように、どこかへ消え去ってしまいます。
ご存じかどうかは知りませんが、ベトナムの路上は汚物に満ちています。公衆トイレが非常に少なく、また、あっても有料で、それを払えない路上生活者が、それこそ通りや歩道で下の用を足しています。清掃局の方もいますがヤケクソ、いや焼け石に水状態で、掃除した端から汚物が捨て置かれてしまいます。
雨が降ると、それらがすべて洗い流されてしまいまうのですね。だからベトナムの雨は、けっこうありがたがられたりしています。
・・・・・・しかし、これがもしタイ並みに水はけが悪かったらどうしましょうか？ みなさん、ベトナムに行くときは足元に十分お気をつけくださいね。
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