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HOMEコラムアジアの風だより第154話 曜日の色と母の日

アジアの風だより 第154話

曜日の色と母の日

先月(7月)はタイの国王誕生日があり、タイ国民は黄色の服を着て祝いましたが、これには理由があります。黄色は現国王のテーマカラーで、国民はその色の服を着て祝福しているのです。

タイでは曜日ごとにそれぞれの色があるのは以前このページでも触れましたが、新たな国王が誕生されたこともあるので、ここでもう一度おさらいしてみましょう。タイの曜日ごとのテーマカラーは次のようになっています。

日曜 赤
月曜 黄
火曜 ピンク
水曜 緑
木曜 オレンジ
金曜 水色(青)
土曜 紫

現国王ラーマ10世がお生まれになったのは月曜日。そのため現国王のテーマカラーは黄色です。前国王ラーマ9世も月曜生まれでしたので、2代続けて黄色となっています。

タイでは日本では着るのが恥ずかしくなるほど派手なピンク色の服も好まれていますが、これは前国王ラーマ9世が長期の療養を終えて国立シリラート病院から退院された際に同色のシャツを着用されていたことにちなんでいます。これ以降、タイ国民は前国王の健康を祝う意味でピンク色の服を着るようになりました。いまでは火曜と健康のテーマカラーになっています。

前国王の王妃であるシリキット王母は金曜のお生まれなので、シンボルカラーは水色になります。8月12日には同王母の御誕生日がありますが、その日のタイ国内は水色の服を着た人々で埋めつくされるでしょう。

タイでは王妃の誕生日が母の日となります。ラーマ10世の時代になりましたが、母の日は今年も王母誕生日の8月12日で変わりありません。この日にシリキット王母のシンボルカラーである水色や青色の服を着て過ごすと周囲のタイ人の見る目が変わりますよ。タイにいらっしゃる予定があるなら、ぜひ試してみてください。

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●国名:タイ
県名:母の日のイベントはタイ国内のあちこちで行われる。

参考URL:アジアの風だより#111 タイ人なら知っている服の色

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