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アジアの風だより 第107話

東南アジア諸国の入国ビザ

これから秋の行楽シーズンです。日本から東南アジア諸国へ、あるいはタイを中心に周辺国を旅行しようと計画している人も少なくないでしょう。そんなみなさんのために今回はタイを中心とした国々のビザについて説明しましょう。

ビザというのは入国と滞在の許可証で、パスポートの空欄にスタンプを押したりステッカーを貼ったりして証明します。ビザは国と国との取り決めで不要になっていることもあり、日本のパスポート保持者は東南アジアではほとんど必要ありません。タイの周辺国で必要なのはミャンマー、カンボジア、インドネシア(バリ)くらいでしょうか。あとはパスポートと帰国用の予約済み航空券があれば14日間から90日間の滞在が許されるはずです。

タイは2014年8月29日からビザ関係のルールが変わりましたが、短期旅行者はとくに影響を受けることはありません。規制が強化されたのはビザなしでタイ国内に長期滞在する外国人で、空路で30日以内に出国してしまう一般旅行者は問題はありません。

ベトナム、ラオス、マレーシア、シンガポールは帰国(出国)用の航空券を持っていれば到着空港のイミグレーション(入国管理所)でパスポートに入国滞在許可スタンプを押してもらえます(無料)。

カンボジアとインドネシアはビザが必要ですが、こちらは到着後、入国前に空港でビザを取得することが可能です(料金は近日中に変動がある予定なので出発前にご確認ください)。

ミャンマーはまだこの手の融通が効きません。事前に大使館でビザを取得しておく必要がありますが、この2014年9月1日からオンラインで申請可能なe-Visaが発給され、取得はこれまでに比べて格段に便利で楽になりました。

このように東南アジアの各国は旅行が気軽にできるようになっています。大切なのは十分な額の旅行資金と帰国のための航空券、そしてパスポートですが、このパスポートが実は問題。有効期限が切れかかっていることがよくあるのです。

たとえビザの取得が免除になっている国でも、ほとんどの場合、有効期限が6ヶ月を切っている場合は入国させてもらえません。この“うっかり”がよくあるのです。多いのは家族のパスポートの期限切れで、当人は大丈夫でも子どものパスポートが切れていて入国できないというトラブルがけっこうあるのです。
普段はあまり気にしないパスポートの有効期限。この機会にいま一度確かめておきましょう。

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