ブルネイの見どころ

水上集落

ブルネイ川がブルネイ湾流れる河川上に作られた初代な水上集落です。この水上集落は600年以上の歴史があり、今なおバンダルスリブガワンの人口の約3割、およそ3万人以上が住んでいると言われています。水上といっても電気、水道は完備。家の中は広く、学校や警察署、モスクなどもあります。

ブルネイ博物館

首都中心部から約6.5キロの地点、ブルネイ川沿いに位置しています。博物館内には、貴重なイスラム芸術である聖典コーランのコレクションや、陶磁器、ガラス細工、カーペットなどの展示やブルネイの石油産業やボルネオ島の民族についても展示があります。歴史と自然、産業がテーマとあって、ブルネイを知るには最適な施設です。

新モスク(ジャメ・アサール・ハサニル・ボルキア・モスク)

現在の国王であるハッサナル・ボルキア国王の即位25周年に合わせて8年かけて1994年に完成した、5,000人収容のブルネイで一番大きなモスク。男女の礼拝場所や入口が異なり、男性は3,500人、女性は1,500人収容の規模となっている。サラセン調の大理石造りの建物、純金のドーム等贅沢な作りで、総工費は500億円と言われているが、全て国王のポケットマネーから支払われている。旅行者が入場する場合は無料貸し出しの黒い上着を着用。

旧モスク(サー・オマール・アリ・サイフディン・モスク)

先代(第28代)の国王オマールアリサイフディンが建設し、1958年に完成したもの。設計はイタリア人建築家で、イタリアの大理石、ベルギーやアラビアのカーペット、英国製のステンドグラスなど世界各地から集めた最高級の建材やインテリアが惜しみなく使われています。モスクの周りにはラグーンが作られており16世紀の王室遊覧船(石船)が象った船が浮かんでいます。

王室資料館(ロイヤル レガリア センター)

王家ゆかりの財宝を保存展示する博物館。現国王の即位25周年を記念して造られたもので、王冠や刀、コーラン、調度品、即位パレードに使われた車といった豪華な品々から、現国王の生い立ちの紹介、写真とビデオによるブルネイ独立までの歴史的な歩みの紹介などさまざまな展示がなされていて、見ごたえも十分です。館時には入口で荷物を預け、靴を脱いで上がるシステム。館内フロアーは厚い絨毯が敷きつめられています。内部はかなり広いので、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

王宮(イスタナ・ヌルル・イマン)

1984年のブルネイ独立を記念して建造された現国王の住居兼総理府官庁。イスラムとマレー双方の建築様式を融合させた建物で、フィリピン人建築家のデザインとアメリカ企業の施工によって2年がかりで完成しました。20ヘクタールの敷地に1788もの部屋を擁する世界最大の王宮であり、世界最強の名で知られるネパールのグルカ兵による警備などでも注目されます。内部見学は不可ですが、断食明け大祭の3日間のみは一般公開され、王族によるもてなしが受けられます。